バルサDFラングレがアストン・ビラ移籍を受け入れ、メディカルチェックのため渡英…移籍金は25.5億円か

[写真:Getty Images]

バルセロナの元フランス代表DFクレマン・ラングレ(28)がアストン・ビラ移籍を受け入れたようだ。スペイン『アス』が伝えた。

昨シーズンはバルセロナからトッテナムへレンタル移籍し、最終ラインを支える主力の1人として公式戦35試合に出場したラングレ。シーズン終了後はバルセロナにレンタルバックとなっていた。

しかし、昨シーズン同様にチャビ・エルナンデス監督のもとでは構想外であり、売却候補の1人に浮上していたものの、本人は残留を望んでいた。

ただ、バルセロナに残っても自身の居場所はなし。プレー機会を得るためには移籍が必要であり、サウジアラビアからのオファーもあった中、ヨーロッパに留まる事を決断したようだ。

アストン・ビラとトッテナムが関心を寄せていたが、トッテナムは獲得から撤退。ラングレはウナイ・エメリ監督率いるアストン・ビラへの移籍を受け入れ、メディカルチェックを受けるためにイングランドへと向かったとのこと。移籍金は約1600万ユーロ(約25億5000万円)になるという。

深刻な財政難であるバルセロナ。選手の売却を進めなければ、獲得した選手の登録が昨シーズンに続いてできない状況。ラングレの売却で約400万ユーロ(約6億4000万円)が開けられることになるようだが、マンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロの獲得も目指したいだけに、まだまだ売却を進める必要がある。

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