新小結錦木、躍進へエール 盛岡で昇進記念祝賀会

ファンに囲まれ、握手に応じる錦木関

 盛岡市出身で大相撲の錦木関(33)=本名・熊谷徹也、伊勢ノ海部屋=の三役昇進記念祝賀会は30日、同市愛宕下の盛岡グランドホテルで開かれた。約200人が名古屋場所での奮闘をたたえ、さらなる躍進へエールを送った。

 主催した県後援会の赤坂俊幸会長は「素晴らしい相撲で岩手に夢を与えてくれた。さらに精進し、もっと上を目指してほしい」と激励した。

 小結昇進後、初めて古里に帰ってきた錦木関は多くのファンに囲まれ、交流。初土俵から応援する西和賀町湯之沢の団体役員高橋健郎(たてお)さん(62)は「日頃の稽古が実を結んだ。実直さや我慢強さが昇進につながった」と喜んだ。

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