【武豊日記】今年も表彰台を確保できたのはよかった

4つの対象レースの着順によるポイントで優勝を争った「ワールドオールスタージョッキーズ」は、結果的に1着がなかった岩田望来騎手が、着順を崩さずにまとめて初優勝。最終戦で14番人気の馬を3着に持ってきたのが効いていました。ボク自身は総合3位。連覇とはいきませんでしたが、年に一度の華やかなイベントで、今年も表彰台を確保できたのはよかったです。

札幌の日曜日は7レースになって突然の雷雨。厩舎地区の周辺で落雷もあったようで、短時間ではありましたが停電にも見舞われました。幸いレースは最後まで開催されましたが、短時間でもかなりの雨量。メーンのキーンランドカップに出走したゾンニッヒは渋めの馬場を望んでいましたが、あれほどの雨量は予想もできませんでした。土曜日ぐらいの馬場なら、とつぶやいておきます。

期待のガイアメンテ

今週は夏競馬の最終週。土日とも、札幌で締めくくります。メーンの札幌2歳Sは、デビュー戦で大物の相を感じさせてくれたガイアメンテが頼もしい相棒。勝ち負けももちろんですが、来春につながる内容を期待しています。

その前に、31日の木曜日は佐賀競馬場で行われるサマーチャンピオンに参戦(結果は5着)。この夏、小倉には一度も参戦できませんでしたが、そこはヘリオスに頑張ってもらって、九州のファンの皆さんにいいご挨拶ができればと思っています。

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