感性光る15点、15日まで屋外展示 南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ

多彩な木彫刻作品が並ぶ会場

 「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」で公開制作された作品の屋外展示が31日、富山県南砺市の井波芸術の森公園で始まり、作家たちが独自の感性で彫った15点を紹介している。9月15日まで。

 キャンプでは、9カ国の作家13人と井波彫刻協同組合、井波美術協会の2団体が「KIBOU(希望)」をテーマにクスの丸太から作品を作った。

 会場には女性や動物などをかたどった作品が並び、来場者がじっくりと鑑賞したり、カメラに収めたりしていた。埼玉県川口市から訪れた大熊彩花さん(38)は「細かな部分まで彫られていて見応えのある作品ばかり」と話した。

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