富山出身タニノさん演出「ニューマドンナ」、出演者・美術スタッフ募集

タニノさんが市民とつくり上げるプロジェクトの第2弾で上演された「笑顔の砦」の一場面

 富山市民文化事業団は、来年1月25~28日に同市のオーバード・ホール「中ホール」で上演するタニノクロウさん(同市出身)演出の「ニューマドンナ」の出演者と美術製作スタッフを募集している。

 タニノさんが市民とつくり上げるプロジェクトの第3弾。「ニューマドンナ」は、気さくなママと常連客でにぎわうスナック「マドンナ」と、女性が孤独に暮らす街の片隅という対照的な世界を描く。タニノさんが手がける女性主演の群像劇は初めて。舞台美術はこれまでに引き続き稲田美智子さんが担当する。

 募集する出演者は県内在住・出身の18歳以上(高校生不可)が対象で、11月25日から始まる稽古に参加できる人。9月29、30の両日に市民芸術創造センターでオーディションを行い、男女計8人を選ぶ。スナック「マドンナ」の常連客などを演じてもらう。オーバードのホームページ(HP)から応募用紙をダウンロードし、郵送やメールで申し込む。19日必着。

 美術製作スタッフは高校生以上が対象で25人ほど募集する。HPで15日まで受け付ける。応募多数の場合は抽選となる。

 問い合わせは同事業団、電話076(445)5610。

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