【MLB】右肘炎症のダルビッシュ 骨棘と診断され保存療法開始

写真:骨棘と診断されたダルビッシュ

8月31日(日本時間9月1日)、右肘炎症で故障者リスト(IL)入りしているダルビッシュ有が地元メディア『97.3 The Fan』のインタビューを受け、骨棘(こつきょく)と診断され保存療法を開始したことを語った。

公開されたインタビュー映像によると、内側の靭帯には問題がないと医師に言われ安心したが、1月に行った映像検査の結果からは少し状態が変わっており、2、3カ所の骨棘のどこから痛みが来ているかわからないためコルチゾール注射治療を行ったとのこと。クリーニング手術の可能性についても語ったが、現時点では可能であれば今季中の復帰を目指すという考えは変わらないようだ。

同メディアのインタビューを受けたボブ・メルビン監督は、ダルビッシュは今後3日から5日ほど安静にして状態が改善するか様子を見るとした。

ダルビッシュは今年2月にパドレスと6年1億8000万ドルの契約延長を発表。3月に開催された第5回WBCの日本代表に選出され、宮崎合宿からチームに合流するなど代表チームのWBC優勝に大きく貢献した。

調整が難しい中で開幕を迎えた今季は24試合に登板して8勝10敗、防御率4.56、136.1回、141奪三振、WHIP1.30という成績。日米通算200勝にあと4勝と迫る中で8月28日に右肘炎症のため15日のIL入りが発表されていた。

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