リバプールがバイエルンからオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ(21)の獲得に迫っている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
今夏はイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンやブラジル代表MFファビーニョら中盤の選手が複数退団したリバプール。その穴を埋めるべく、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、日本代表MF遠藤航を獲得しているが、さらなる補強も噂されていた。
そのターゲットの１人がグラフェンベルフであり、リバプールは4000万ユーロ(約63億円)程度の移籍金でバイエルンとクラブ間合意に。グラフェンベルフとは5年契約を結ぶ予定で、1日にマージーサイドでメディカルチェックを行うようだ。
アヤックスのアカデミーで育ったグラフェンベルフは若くからファーストチームで主力として活躍し、昨夏にバイエルン移籍。しかし、ユリアン・ナーゲルスマン元監督やトーマス・トゥヘル監督の信頼を掴みきれず、昨シーズンのリーグ戦先発数は3試合にとどまっていた。グラフェンベルフは今回のリバプール移籍で自身のキャリアを再び軌道に乗せたいと考えているようだ。
なお、バイエルンはグラフェンベルフの移籍を認める前に後釜を見つけたいと考えていた模様。その願いは叶わなかったが、フルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得を目指しているようで、そちらの動向にも注目が集まる。
