県議選、31人が当選圏入り 知事選支持候補は拮抗

 

 任期満了に伴う県議選(定数48)は3日、投開票が行われる。岩手日報社取材班と直接面談調査による終盤情勢は選挙戦となった12選挙区(定数44)、立候補者61人のうち31人が当選圏に入った。無投票当選4人と合わせた35人のうち、知事選で現職の達増拓也(たっそたくや)氏(59)を支持する候補は16人、新人の千葉絢子(ちばじゅんこ)氏(45)を支持する候補は17人と拮抗し、中立は2人。投票先を決めていない有権者も多く、各陣営は残り2日間の攻防に総力を挙げる。

 当選圏入りした候補は党派別(公認のみ)に自民党9人、立憲民主党8人、社民党1人、いわて県民クラブ4人、無所属9人。自民は無投票当選した3人を加えて12人となり、第1党をうかがう情勢だ。

 県議選は14選挙区に現職40人、元職4人、新人21人が立候補。このうち選挙戦となった12選挙区で当選圏入りしたのは現職25人、元職1人、新人5人。宮古(定数3)、遠野(同1)は無投票に終わった。

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