着席前にバス発車→転倒して頭打つ 86歳乗客がケガ、滋賀・草津の「まめバス」

滋賀県草津市

 滋賀県草津市は1日、コミュニティーバス「まめバス」が発車した際、座席に着席しようとした乗客の男性(86)が転倒して後頭部を切る事故があったと発表した。

 市によると、男性は同日午前8時45分ごろ、同市草津町の米花団地口停留所から乗車。着席前にバスが発車したため転倒してステップで頭を打ったという。その他の乗客4人と運転手にけがはなかった。

 市は、運転手が乗客の安全確認を怠ったことが原因とみて、事故を起こした近江鉄道を含め、まめバス運行事業者に対し、乗務員の研修や指導など安全対策を周知徹底するよう指導する。

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