名門リヴァプール、「歴代最高の赤いユニフォーム」7選

日本代表MF遠藤航の加入で一段と注目を集める名門リヴァプール。

ここではクラブのトレードマークともいえる赤いユニフォームから、過去20年間で最高の7着を選んでみたのでご紹介したい。

2019-20

リヴァプール 2019-20 New Balance ホーム ユニフォーム

選手:モハメド・サラー

悲願のプレミアリーグ初優勝を成し遂げたシーズン。トップディビジョンでの優勝はプレミアリーグ創設以前の1989-90シーズン以来、実に30年ぶりのことだった。

デザインはチームのレジェンドである名将ボブ・ペイズリー氏の生誕100周年を記念したもので、1982-84モデルのピンストライプを採用。このシーズンに加入した南野拓実も袖を通している。

2018-19

リヴァプール 2018-19 New Balance ホーム ユニフォーム

選手:フィルジル・ファン・ダイク

2004-05シーズン以来14年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグを優勝し欧州を制覇。クラブの歴史に偉大な1ページが刻まれた。

そんな記念すべきシーズンのユニフォームは6年ぶりの襟付きデザイン。薄っすらとした斜めのグラフィックは、ホームスタジアム「アンフィールド」の拡張したメインスタンドにインスパイアされたものだった。

2017-18

リヴァプール 2017-18 New Balance ホーム ユニフォーム

選手:ロベルト・フィルミーノ

チャンピオンズリーグを準優勝したシーズン。決勝でレアル・マドリーに敗れわずかに優勝に手が届かなかったが、今後に期待を抱かせるチームは強く記憶に残る。

このシーズンはクラブ創設125周年を迎え、左胸にはそれを記念した特別仕様のエンブレムを付けていた。

2010-12

リヴァプール 2010-12 adidas ホーム ユニフォーム

選手:ルイス・スアレス

プレミアリーグは6位(2010-11)、8位(2011-12)と、やや残念な結果に終わったシーズン。当時はクラブのレジェンドであるケニー・ダルグリッシュが監督を務めていた。

2006年から2012年までの「第2期adidas時代」を締めくくるユニフォームで、現在のパートナーである胸スポンサー「Standard Chartered」が初登場となった。

2008-10

リヴァプール 2008-10 adidas ホーム ユニフォーム

選手:ディルク・カイト

「今季優勝できなければ一体いつ優勝できるのか」と言わしめるほどのハイパフォーマンスでマンチェスター・ユナイテッドと激しい首位争いを演じるも、惜しくも2位に終わったシーズン。

1992-93シーズンから始まった「Carlsberg」とのパートナーシップ最後を飾ったユニフォームで、一時代の終わりを感じさせる出来事となった。

2006-08

リヴァプール 2006-08 adidas ホーム ユニフォーム

選手:フェルナンド・トーレス

プレミアリーグは3位(2006-07)、4位(2007-08)と好成績を残したシーズン。“神の子”フェルナンド・トーレスのアンフィールド降臨は大きな注目を集めた。

Reebokとのサプライヤー契約が終了となり、第2期adidas時代がスタート。襟から伸びる曲線を描くようなパイピングが特徴的で、シンプルだがモダンな好デザインは現在でも人気が高い。袖口にあしらうチームガイストのロゴマークも懐かしい。

2004-05

リヴァプール 2004-05 Reebok ホーム ユニフォーム

選手:スティーヴン・ジェラード

チャンピオンズリーグを優勝し、フットボール史に残る「イスタンブールの奇跡」を成し遂げた伝説シーズン。

ユニフォームはシャドーの斜めストライプが特徴的で、当時としては白い部分がかなり少なめのデザイン。プレミアリーグでは2005-06シーズンも継続で使用した。

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04-05シーズンのCL決勝戦は試合開始早々にミランが先制に成功し、前半だけで3-0と大きくリードして折り返す。

しかし後半はリヴァプールが怒涛の反撃を開始。3点差を追いつくと最後はPK戦の末に勝利し、1983-84シーズン以来のタイトル獲得となった。

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