クレーンを操作し景品をつかみとる「クレーンゲーム」が今、人気を集めています。JR広島駅近くにも大型の専門店がオープン。人気のワケを取材しました。
JR広島駅南口のビルの地下に、所狭しと並んだクレーンゲーム。
8月オープンした大型の専門店で、その数およそ200台。
景品は、ぬいぐるみやアニメキャラクターのフィギュアなど多彩です。
平日にも関わらず、家族連れなど多くの人が訪れていました。
■訪れた人
「仕事の昼休憩で来ました。クレーンゲーム機が多くて、すごいなという印象」
日本アミューズメント産業協会によると、ゲームセンターの店舗の数は、
ここ10年でほぼ半減しています。
一方、クレーンゲームの台数は増えており、売り上げを伸ばしています。
そのワケとは…。
■タイトーステーション ビックカメラ広島駅前店 田畑太嘉彦支店長
「つかんで落とすというシンプルなゲーム性が、若い方から年配の方まで
愛される理由だと思う」
人気の理由は他にも。SNSで注目を集めているキャラクターのグッズ目当てで来る人が多いと言います。
また、この店舗はJR広島駅の近くという”立地”が売りです。
■タイトーステーション ビックカメラ広島駅前店 田畑太嘉彦支店長
「外国の観光客の方々が地下の通路を歩いていたら、ここにゲームセンターがあるというかたちで来ることもある」
早速、熱中する外国人も。
■オーストラリアから仕事で来た人
「ホテルのすぐ近くだから、ここに来た」
Qなんのキャラクターがほしい?
「全部ほしい。頑張ります」
簡単な操作と流行のキャラクターグッズなどを取り入れることで、多くの人の心をわしづかみにするクレーンゲーム。その人気はしばらく続きそうです。
(2023年9月1日放送)