ドルトムント、不可解判定もあって2点のリードを守れず昇格組ハイデンハイムに痛いドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ドルトムントは1日、ブンデスリーガ第3節でハイデンハイムをホームに迎え、2-2で引き分けた。

ドルトムントは前節、ボーフムに何とか追いついてのドロー。1勝1分けスタートとなった中、スタメンを2選手変更。エンメチャとフンメルスに代えてアデイェミとジューレを起用。ベンチには電撃加入のフュルクルクが入った。

2連敗スタートの昇格組ハイデンハイムに対し、アラー、マレン、アデイェミの3トップとする[4-3-3]で臨んだドルトムントが押し込む入りとすると、7分に先制する。

マレンの右クロスのルーズボールをボックス内のブラントが左足ダイレクトでボレー。意表を突いたシュートがゴールに吸い込まれた。さらに12分、ハンドでPKを得たドルトムントはジャンが決めてリードを広げることに成功。

その後もドルトムントが主導権を握り、19分にはディフェンスライン裏に抜け出したザビッツァーがGK強襲のシュートを浴びせた。

前半半ば以降も攻勢を続け、26分にはヴォルフの右クロスからザビッツァーの合わせたシュートが僅かに枠外へ。さらに2分後、マレンがボックス右深くまで侵入してGK強襲のシュートを浴びせた。

圧倒したドルトムントが2点をリードして迎えた後半、52分に失点しかける。FKの流れからピアリンジャーにネットを揺らされたが、VARの末にハンドがあって助かった。

しかし56分にマレンの決定的なシュートをGKミュラーに好守で止められたドルトムントは、61分に失点。ディクシに強烈なボレーを叩き込まれた。

直後に再びマレンの決定機をGKミュラーに止められたドルトムントは76分にPKを献上。アラーがボックス内でロングボールの処理をもたついたところでベステを倒してしまった。直後はオフサイドがあったとしてPKは取り消されたものの、数分後にVARが入りPK判定となった。

これをクラインディーンストに決められ、不可解なジャッジで追いつかれたドルトムントはフュルクルクを投入して勝ち越しを目指すも、終盤にかけては好機を作れず。12分の追加タイムが与えられた中、勝ち越しゴールは生まれず痛恨のドローに終わっている。

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