こどもひょっとこ夏祭り みやき町で3年ぶり、笑顔広がる

ひょっとこ踊りを披露する佐賀みやきひょっとこ会のメンバーと園児たち=みやき町の農村環境改善センター

 みやき町の農村環境改善センターで8月27日、「こどもひょっとこ夏祭り」が開かれた。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催。ひょっとこのお面をかぶった地元の園児らが、ユーモラスな踊りで来場者の笑いを誘った。

 佐賀みやきひょっとこ会(寺田恭夫代表)が主催し、今年で4回目。同会のメンバーや地元・三根地区の園児らがそろいの赤い法被に身を包み、笛や太鼓のリズムに乗りながらひょうきんな踊りを見せた。

 会場ではクラシックバレエや一輪車が披露され、防犯講座なども開かれた。射的やかき氷などの出店も立ち並び、多くの親子連れでにぎわった。

 家族と訪れた三根西小3年の森園航大君は「お面をしてノリノリで踊っていてすごく面白かった」と笑顔を見せた。寺田さんは「ひょっとこ踊りは人を元気にする力がある。会員の高齢化が進んでいるので、精力的に活動を続けて後継者を育てていきたい」と話した。(鳥栖支社・井手一希)

射的を楽しむ子どもたち=みやき町の農村環境改善センター

© 株式会社佐賀新聞社