<まちの話題>「おもちゃ病院」(基山町) 思い出の品を診察、修理

前回のおもちゃ病院の様子=基山町宮浦(基山ライオンズクラブ提供)

 基山ライオンズクラブ(桒野久明会長、23人)は10日、JR基山駅前の同クラブ事務所で「おもちゃ病院」を開院する。2002年11月に当時会員だった音納貞夫さんの提案で始まり、80回目を迎える。

 音納さんは2013年3月に逝去されたが、事業は他の会員に引き継がれた。04年には、同クラブ国際協会337-C地区第50回年次大会アワードで「アイディア賞」に輝いた。

 クラブでは「直せない場合や、修理のために外観などが一部変更になるときもありますが、思い出ある大切なおもちゃを一度診察に出してみませんか」と来院を呼びかける。

 診察料は100円。部品交換は実費。開院時間は午後1時から同4時まで(受け付けは午後3時まで)。問い合わせは同クラブ事務所、電話0942(92)3178。(地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

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