メッツが接戦を制す 千賀は11勝目を逃すも自己最多タイの12奪三振

【マリナーズ1-2メッツ】@シティ・フィールド

今季のプレーオフ進出を諦めて来季を見据えた戦いにシフトしているメッツは、今日から本拠地でマリナーズとの3連戦がスタート。その初戦は両先発の好投でロースコアの接戦となったが、8回裏に1点を勝ち越したメッツが2対1で勝利した。メッツ2番手のフィル・ビックフォードが4勝目(4敗)、3番手のドリュー・スミスは3セーブ目をマーク。マリナーズ3番手のアンドレス・ムニョスは決勝打を浴び、6敗目(3勝)を喫した。

ローガン・ギルバート(マリナーズ)と千賀滉大(メッツ)の投げ合いでスタートした一戦は、4回表にJ・P・クロフォードの13号ソロでマリナーズが先制。6回裏にメッツがブランドン・ニモの20号ソロで同点に追いついたが、ギルバートは7回途中まで7安打1失点、千賀も7回5安打1失点という好投を見せ、1対1の同点のまま終盤に突入した。

8回裏のメッツは、先頭のフランシスコ・リンドーアのヒットから二死3塁のチャンスを作り、ダニエル・ボーグルバックのタイムリーで勝ち越しに成功。これが決勝打となり、マリナーズ3連戦の初戦を制した。なお、この試合ではメッツの有望株ロニー・マウリシオがメジャーデビュー。痛烈な二塁打を含む2安打を放つなど、持ち味を発揮した。

千賀は7回104球を投げて被安打5、奪三振12、与四球2、失点1という内容。先制弾を浴びたものの、自己最多タイの12三振を奪うなど、見事なピッチングを見せた。7月以降の10先発はクオリティ・スタート8回、防御率2.48と安定感抜群。シーズン通算の防御率は3.08となり、堂々のリーグ3位にランクインしている。

The post メッツが接戦を制す 千賀は11勝目を逃すも自己最多タイの12奪三振 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.