ユナイテッド、フィオレンティーナからアムラバトをローンで獲得

写真:ローンでユナイテッドに加入したアムラバト

マンチェスター・ユナイテッドは9月1日、フィオレンティーナからモロッコ代表ソフィアン・アムラバトをローンで獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。契約期間は2024年6月30日までとなる。

イギリス『BBC』によると、レンタル料は860万ポンド(約15億8260万円)で、買い取りオプションも付帯されており、1年後に完全移籍に移行する場合は1710万ポンド(約31億4690万円)プラス420万ポンド(約7億7290万円)を追加で支払う必要があるという。

移籍決定を受け、アムラバトはマンチェスター・ユナイテッドの公式ウェブサイトで次のように喜びを語っている。

「マンチェスター・ユナイテッドの一員になれて非常に光栄だ。この瞬間を迎えるために我慢を強いられたけど、僕はいつも自分の心の声に耳を傾けてきた。そして今、自分が夢見ていたクラブの一員になることができた」

「自分は情熱的な選手。その自分のエネルギーをチームにもたらしたい。すべてのアクションを全力でこなしてチームに貢献したい」抱負を語ったアムラバトは、ユトレヒト時代の恩師であるエリク・テン・ハーグ監督に対しても賛辞と謝意を送っている。

「エリク・テン・ハフ監督がどのように仕事をこなし、選手たちに何を求めるのかはよく分かっている。彼の指導はキャリア序盤の僕を選手として大きく成長させてくれた。今回も僕の能力を最大限に引き出してくれるはずだし、だからこそチームが成功に満ちたシーズンを送るのに貢献できると確信している」

クラブのフットボールダイレクターを務めるジョン・マータフ氏は「我々は長い間ソフィアンの動向を追いかけてきたので、彼をマンチェスター・ユナイテッドに迎え入れることができてうれしく思う。彼の献身的でハイエナジーな試合へのアプローチは、我々のチームがここで築き上げようとしているスタイルに完璧にフィットするだろう」と期待を寄せた。

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