三笘薫が所属のブライトン、初のELを戦う新ユニを発表!躍進の象徴「ターコイズ色」が復活

日本代表MF三笘薫が所属するプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン(ブライトン)とキットサプライヤーのNikeは1日、2023-24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)で着用する新サードユニフォームを発表した。

ブライトンは昨季のプレミアリーグを6位で終えてEL出場権を獲得。今季はクラブ史上初となるUEFA主催の大会を戦う歴史的なシーズンとなる。

Brighton & Hove Albion 2023-24 Nike Third

ブライトン 2023-24 Nike サード ユニフォーム

クラブ史上初のELに向けた新ユニフォームは、一目で印象に残るデザインが登場。上から下に向かってホワイトからターコイズへと色が移る美しいグラデーションを使い、下部には外観が独特な建物を描く。

クラブはもちろんサポーターにとっても文字通りの歴史的な出来事となるUEFA主催の大会初出場。右袖のELバッジも誇らしげだ。

今回のユニフォームの特徴であるターコイズはブライトンの海岸沿いの「手すりの色」で、建物は街の象徴「ロイヤル・パビリオン」を描いたもの。だがターコイズに関しては、クラブが説明する以上の大きな意味が込められていると思われる。

シャツの下部に描かれているロイヤル・パビリオンとは、ブライトンの海岸沿いに建てられた王室の離宮。いわば別荘であり、街の歴史上重要な存在となっている。

1787年に完成し、現在では法的に保護を指定されている重要建築物。当初はごくシンプルな建物だったようだが、1800年代に入り改装されインド・イスラム風の独特な外観へと変貌を遂げる。

街の海岸沿いの「手すり・レール」の色であるターコイズは、21-22シーズンのアウェイユニフォームの基調色。このシーズンは9位でフィニッシュし、ブライトンが史上初めてプレミアリーグのトップ10入りを果たしている。

そのシーズンで強い印象を残したのがターコイズのユニフォーム。このユニを着て敵地でいくつもの貴重なゴールを決め、重要な勝利をもぎ取った。

なかでも勝利したトッテナム戦や、アディショナルタイムにダニー・ウェルヴェックが決めた得点で引き分けに持ち込んだチェルシー戦などは、ファンの脳裏に焼く付いているはず。そのような背景もあり、躍進シーズンの象徴であるターコイズはファンに人気が高い。

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この新ホームユニフォームは1日より、ブライトンのクラブ公式オンラインストアで予約販売を開始。

歴史的な挑戦となる今季のUEFAヨーロッパリーグ。ブライトンはグループBに所属し、アヤックス、マルセイユ、AEKアテネと対戦する。

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