7月の通貨統計、総預金1.2%増

香港金融管理局(HKMA)は8月31日、2023年7月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、7月の認可機関の総預金残高は前月に比べて1.2%増加し、うち香港ドル預金は0.2%減、外貨預金は2.7%増。1~7月の総預金残高は1.4%増、香港ドル預金は同1.5%増となっている。香港の人民元預金は7月に0.1%増、7月末現在で9079億元となっている。越境貿易決済の人民元取引総額は7月に1兆221億元に上り、6月の1兆892億元より減少した。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。

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