盛岡にソフトウエア設計の新拠点 地元雇用を積極推進

盛岡市のマリオス内に開所したNS・コンピュータサービス岩手センター

 日本精機グループで、車載メーターのソフトウエア開発などを手がけるNS・コンピュータサービス(新潟県長岡市、佐々木修社長)は1日、盛岡市盛岡駅西通のマリオス内に岩手センターを開所した。液晶型の高性能車載メーターなどのソフトウエア設計の拠点とし、エンジニア育成にも力を入れる。地元雇用も進め、現在16人のスタッフを2025年度には3倍以上の56人まで増やす方針だ。

 現地で開所式を行い、佐々木社長や日本精機の佐藤浩一社長、県や盛岡市の関係者らが出席。テープカットで門出を祝った。

 日本精機は、バイクや自動車用車載メーターの世界トップシェア。NS社は、日本精機のデジタル部門を分社化して設立された。

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