コロ・ムアニ後釜確保に失敗したフランクフルト、ドルト退団でフリーのベテランFWモデストに関心か

[写真:Getty Images]

フランクフルトがフランス人FWアントニー・モデスト(35)の獲得に動いているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。

フランクフルトは今夏の移籍市場の最終日にフランス代表FWランダル・コロ・ムアニがパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍。当初、後釜候補としてPSGのU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケの獲得に動いていたが、個人間での交渉がまとまらず破談に。

今夏の移籍期間中に後釜の確保に失敗したことで、フランクフルトはフリーエージェントの選手の獲得で手薄な前線の穴埋めを目指す。その中で白羽の矢が立ったのがモデストだという。

ニースでプロデビューを果たしたモデストは、その後アンジェ、ボルドー、ブラックバーン、バスティア、ホッフェンハイム、ケルン、天津権健足球倶楽部、サンテチェンヌなど数多くのクラブでプレー。

昨シーズンは精巣腫瘍の影響で長期離脱となったコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーの代役として1年契約でドルトムントに加入。しかし、公式戦29試合の出場でわずか2ゴールと期待外れの結果に終わり、シーズン終了後に退団していた。とはいえ、ホッフェンハイムやケルン時代にはブンデスリーガで十分な実績を残しており、今冬の移籍市場で改めてコロ・ムアニの後釜を確保するまでの急場しのぎとしては決して悪くはない選択肢だ。

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