三重・鳥羽水族館で市民も参加して避難訓練 南海トラフ地震と津波を想定

三重県の鳥羽水族館で南海トラフ地震に備え、市民参加の地震・津波避難訓練が行われました。

この訓練は、南海トラフ地震に備え、水族館の職員が迅速に避難誘導ができるよう行われたもので、市民や職員約290人が参加しました。

鳥羽市では「南海トラフ地震」で5メートル以上の津波が予想され、2日の訓練では閉館後の午後6時、「緊急地震速報」が出たことを合図に、職員が海抜11.6メートルの屋上まで参加者を誘導し、避難の経路やマニュアルを確認しました。

(参加者)
「段差がたくさんあるのは大変だと感じた」
「実際起こると自分も冷静でいられるかちょっと考えた」

鳥羽水族館では今後も訓練を重ね、避難誘導の技術を向上させていきたいと話しています。

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