4年ぶりに全力の一番 高岡・伏木場所大相撲

4年ぶりの伏木場所大相撲で、土俵入りを披露する力士=高岡市伏木小

 伏木場所大相撲(伏木相撲愛好会主催、富山新聞社共催)は3日、高岡市伏木小で4年ぶりに開催され、赤ちゃんから60代までの力士が土俵に上がり、手に汗握る全力の一番を繰り広げた。大相撲さながらの儀式も行われ、本格的な取り組みと所作で会場を沸かせた。

 幕内(一般)、十両(小学4~6年)、幕下(同1~3年)、序の口(園児)、泣き相撲の各部門で熱戦を展開した。化粧まわしを着けた幕内力士や、大関による「雲龍(うんりゅう)型」「不知火(しらぬい)型」の土俵入り、弓取り式が行われ、観客の注目を集めた。

 取組の合間には、近藤智久高岡市教育長が角田悠紀市長のメッセージを代読し、中川加津代市議会議長が祝辞を述べた。

 伏木場所は1990年に始まり、今年で31回目を迎えた。2020年から新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。

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