パリ・サンジェルマン(PSG)は3日、リヨンと対戦し4-1で快勝した。
前節のRCランス戦で今季リーグ戦初勝利を飾ったPSGが、未勝利のリヨンのホームに乗り込んだ一戦。連勝を狙うPSGは前節と同じ先発メンバーを採用、3トップにデンベレ、アセンシオ、ムバッペと並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。
PSGは開始早々の3分にチャンス。ハイプレスをかけたウガルテが、ボックス内でトリソに倒されると主審はPKを宣告。ムバッペのPKはGKアントニー・ロペスが足に当てたが、ゴールネットを揺らした。
幸先良く先制したPSGは21分にも、ボックス右から侵入したデンベレがクロスを供給すると、GKアントニー・ロペスが弾いたこぼれ球を最後はハキミがゴールに押し込んだ。
主導権を握ったPSGは32分にロングカウンターから決定機。相手CKのこぼれ球を拾ったアセンシオが敵陣までドリブルで持ち上がると、ボックス左でパスを受けたムバッペがダイレクトクロス。最後はアセンシオがフリックしたボールをハキミがワントラップから狙ったが、シュートはクロスバーを直撃した。
前半半ば以降も攻勢を続けるPSGは、38分にウガルテの絶妙なパスに抜け出したアセンシオが3点を奪取。さらに前半アディショナルタイム2分には、中盤での細かなパスワークからムバッペが抜け出すと、GKとの一対一を制した。
迎えた後半は一進一退の攻防が続いたが、先にスコアを動かしのはリヨン。70分、チャレタ=ツァルの右CKをヌアマがヘディングで合わせると、GKドンナルンマの弾いたボールに反応したタグリアフィコがザイール=エメリに倒される。
主審は一度プレーを流したが、約2分後に行われたオンフィールドレビューの結果、ザイール=エメリのファウルが認められ、リヨンがPKを獲得。このPKをトリソが落ち着いてゴール右に沈めた。
その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず、4-1でPSGがリーグ戦連勝を飾っている。