茨城県古河市鴻巣の古河総合公園で約20カ所に植えられたサルスベリがピンクの花を咲かせ、来園者の目を楽しませている。風に吹かれ、花びらの舞う様子が美しい。公園管理事務所によると、7月中旬に咲き始めた。開花は今月後半まで続く見込み。
サルスベリの花は、つぼみが長期にわたって次々と開花していく。「百日紅」とも表記される。
厳しい暑さの続いた夏の間、園内のサルスベリは、木陰で休んだり、遊具で遊んだりする人を静かに見守ってきた。友人と遊びに来た関根航さん(14)は「夏はたくさん思い出ができた。もう少し続いてほしい」と夏の終わりを惜しんだ。