浴衣着て土浦散策 撮影会やフリマも 茨城

土浦市の中心市街地を浴衣で散策したイベント「土浦ゆかたで街歩き」=同市中央

浴衣を着て茨城県土浦市の中心市街地を散策するイベント「土浦ゆかたで街歩き」が3日、開かれた。「まちかど蔵」周辺では、浴衣の撮影会やフリーマーケット、着付けのほか、地元特産のレンコンを使った弁当の販売などがあり、女性を中心に和装の人たちでにぎわった。

日本の伝統文化である浴衣に身を包み、歴史ある土浦の街並みを楽しんでもらおうと女性3人が企画した。JR土浦駅前では、和太鼓の演奏や音楽ライブもあった。

茨城県つくば市から夫と2人で訪れた北沢まどかさん(32)は「昨年から参加している。古い蔵や城跡が残る土浦の街並みはすてき。年1回の思い出に撮影している」と散策を楽しんでいた。主催者の一人で土浦市の井上千香子さん(53)は「普段は着ない浴衣を身に着けることで、自分の知らない一面、魅力に出合える。身近な場所でゆったり楽しんでもらえたら」と話した。

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