山形市長選告示、現新一騎打ち 10日投開票

(右から届け出順に)佐藤孝弘氏、渡辺ゆり子氏

 任期満了に伴う山形市長選は3日告示され、3選を目指す現職佐藤孝弘氏(47)=双葉町1丁目=と、元県議の新人渡辺ゆり子氏(71)=青田2丁目=が立候補を届け出て、現職と新人による一騎打ちが決まった。投票日は10日で、即日開票される。

 佐藤氏はパレスグランデール前で第一声を行い、「中心市街地や子育て環境の整備が今までになかったスピード感で進んでいる。チャレンジする市政を進める」と述べた。遠藤和典県議、岡崎輝明JAやまがた組合長が弁士を務めた。

 渡辺氏はJR山形駅前で第一声を上げ、「“ハコモノ”の整備ではなく、暮らしや福祉の充実に重点を置いたまちづくりを進める。国に対し物を言う市政への転換を目指す」と語った。高橋千鶴子衆院議員が応援に駆け付けた。

 期日前投票は4~9日に計4カ所で行われる。山形市役所が午前8時半~午後8時で、山形国際交流プラザ、イオンモール山形南、エスパル山形は午前10時~午後7時。

 2日現在の有権者数は20万3629人(男9万6380人、女10万7249人)。

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