新庄市長選告示、現新3人激突 10日投開票

(右から届け出順に)山尾順紀氏、津藤真知子氏、山科朝則氏

 任期満了に伴う新庄市長選は3日告示され、現職で5選を目指す山尾順紀氏(71)=五日町=と、ともに新人で、もがみ物産協会の前社長津藤真知子氏(60)=堀端町、新庄市区選出の前県議山科朝則氏(57)=下金沢町=の3人が立候補を届け出て、三つどもえの選挙戦が確定した。投票日は10日で、即日開票される。

 3氏とも、市内で必勝祈願を行い、第一声を放った。

 山尾氏は「市民一人一人の生活を考えることこそ重要だ」と訴えた。小嶋冨弥、小野周一の両氏ら市議5人が激励した。

 津藤氏は「市民を誰一人置き去りにしない新庄をつくる」と述べた。自民党の加藤鮎子衆院議員(県3区)らが来援した。

 山科氏は「市民と対話をし、政治的な決断を下していく」と語った。茨城県高萩市の草間吉夫元市長がマイクを握った。

 期日前投票は4~9日午前8時半から午後8時まで、市役所東庁舎で受け付ける。

 2日現在の有権者数は2万8257人(男1万3486人、女1万4771人)。

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