中学生硬式野球世界一に県勢貢献 「頭を使う日本の野球できた」 峰松紘大選手(江北3)、川﨑治知選手(白石3)、池上塁選手(白石1)

峰松紘大選手

 江北中3年の峰松紘大選手、白石中3年の川﨑治知選手と同中1年の池上塁選手が、中学硬式野球の世界大会に日本代表として出場、優勝を果たした。8月31日にそれぞれの町の町長に世界一を報告。「体格ではかなわなくても、頭を使う日本の野球で勝てた」と胸を張った。

 3人は中学硬式野球大会で日本一に輝いた「佐賀ビクトリー」に所属する。チームが加盟する「ポニーリーグ」の世界大会の日本代表選手に選抜され、8月に米国であった大会に臨んだ。

 峰松選手と川﨑選手は14歳以下のチームで全4試合に出場した。主将も務めた峰松選手は内外野をこなす4番で本塁打も放った。川﨑選手は2番で中堅を守り、決勝では勝ち越し打を決めた。池上選手は12歳以下のチームで2試合に出場し、7番、二塁手として活躍し、優勝に貢献した。

 3人は「外国の選手は体が大きくパワーも違った」と口をそろえる一方、「パワーを上回るチームプレーができた」(峰松選手)、「投手の癖を見抜いた盗塁など考える野球ができた」(川﨑選手)、「声と頭を使う日本の野球ができた」(池上選手)と世界を制した強さを分析。3人とも「甲子園に出てプロを目指す」とこれからの目標を語った。(小野靖久)

池上塁選手
川﨑治知選手

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