【台湾】製靴の志強、インドネシア新工場が来年量産[製造]

台湾の製靴受託大手、志強国際の陳維家董事長は1日、インドネシアの新工場について、2024年に量産体制が整うとの見通しを明らかにした。新工場では主に米ランニングシューズブランド「ブルックス」の製品を生産する予定。中央通信社が同日伝えた。

台湾証券交易所(証交所、TWSE)主催のイベントで語った。陳氏は長期化する顧客の在庫調整について、今年のクリスマスシーズンが鍵を握ると指摘した。順調にいけば来年3月には在庫調整が終了するとみている。

志強は、米ナイキやドイツのアディダスを中心にスポーツシューズの生産を担っている。売上高の7割がスポーツシューズで、残りの3割はカジュアルシューズ。陳氏は、今後は米国での投資も視野に入れていると述べている。

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