プレーンサブレのレシピ・作り方

プレーンサブレのレシピ・作り方

バターの風味が楽しめる♪シンプルなサブレを作りませんか?

初めてのお菓子作りが「型抜きクッキーだった」という方も多いのではないでしょうか。 クッキー生地にはいくつか種類がありますが、今回はサブレのレシピをご紹介。 初めての方でも失敗しにくいよう丁寧にお教えします。

サブレとは

サブレとは、バターの風味が豊かなサクサク軽い食感のクッキーの一種。 タルト生地などお菓子のパーツとしても使うこともある汎用性の高い洋菓子です。 小麦粉とバターをあわせ、小麦粉の粒子に油脂の膜を作ってサラサラの砂状にしてから水分(卵や水)を加える「サブラージュ法」などの作り方があります。 名前の由来は、フランス・ノルマンディ地方のサブレシュールサルトという町が発祥だからという説や、サクサクとした食感が砂を連想させることからフランス語で「砂」を意味する「Sable(サブル)」に由来するという説など諸説あります。

基本のサブレのレシピ(6×5cmの楕円型9枚と直径4.5cmの菊型6枚程度)

バターの香りが楽しめるシンプルなプレーンサブレは、おやつにもぴったり!

材料

  • 薄力粉(エクリチュール)…100g

薄力粉はエクリチュールかドルチェを使用するのがおすすめ。バイオレットなどタンパク含有量低めの薄力粉だと、この配合では少し型崩れするかもしれません。

下準備

  • 薄力粉は少し大きめのボウルへ入れ、無塩バターは親指大にカット。それぞれ冷蔵庫へ入れて冷やしておく。

作り方

1. 卵黄に塩ひとつまみと粉砂糖を入れ、クリーム状になるまでゴムベラで混ぜておく。

保存方法

完全に冷めたら、乾燥剤を入れた密封容器に入れておきましょう。 室温なら1週間程度、冷蔵庫に入れておけば2週間程度は保存が可能です。 プレゼント用にラッピングする場合も、湿気ないように気をつけましょう。

レシピのポイント

おいしいサブレを作るために重要な3つのポイントをまとめました。

ポイント1.バターが溶けないように作業する

サクサクの軽い食感を出すためのポイントは、作り方3のサブラージュ作業でバターを溶かさないこと! 粉もバターも、作業直前まで冷蔵庫に入れておきましょう。 また、卵黄と塩はそのまま薄力粉に混ぜると分散しにくいので、あらかじめ粉砂糖とあわせてクリーム状に。こうしておけばムラなく混ざりやすくなります。

ポイント2.生地をのばす際はベーキングペーパーを使う

生地をのばす際は、ベーキングペーパーを使うのがおすすめです。 ラップだとシワがよりやすく、できたシワに生地が入り込んでのばしにくい可能性があります。

ポイント3.冷えた生地を焼く

オーブンに入れるときに生地がやわらかいと型崩れの原因に。 必ず冷たい状態の生地を焼くようにしましょう。

基本を押さえればアレンジも♪人気のサブレを楽しもう

今回は、ティータイムにも喜ばれるシンプルなプレーンサブレをご紹介しました。 タルトやクッキーサンドなどのパーツとして使うことも多いサブレ生地。このレシピは膨らみにくいよう水分が少ない配合にしたので、膨らみによる型崩れが気になるお菓子にも◎ 基本の作り方を知っていると、失敗が減るだけでなくアレンジができるようになると思います。 まずはプレーンサブレをマスターして、さまざまなお菓子をお楽しみください。

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