長与南少年が初V ソフトボール 長崎新聞社旗少年選手権・ジュニアの部 

【ジュニアの部決勝、長与南少年-Asジュニア】2回表長与南少年2死一、三塁、吉木が中越え適時二塁打を放つ=長崎市総合運動公園かきどまり運動広場

 ソフトボールの第42回長崎新聞社旗少年選手権(長崎少年ソフトボール協会・連盟主催、長崎新聞社共催、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎市ソフトボール協会後援、本田商會協賛、コカ・コーラボトラーズジャパン、ナガセケンコー協力)第1日は3日、長崎市内各地でジュニアの部(小学4年以下)の決勝までとレギュラーの部の予選トーナメントが行われ、ジュニアの部は長与南少年が初優勝を飾った。
 ジュニアの部は11チームが出場。2パートに分かれた予選リンクリーグから、各パート1位が決勝に進んだ。決勝は長与南少年がAsジュニアに7-6で競り勝った。
 40チームが出場したレギュラーの部は、8パートに分かれて予選トーナメントを実施。各パート1位の8チームが決勝トーナメントに進んだ。
 最終日は10日、同市総合運動公園かきどまり運動広場でレギュラーの部の決勝トーナメントを実施する。

◎練習してきた打力発揮
 打力を生かしてジュニアの部を制した長与南少年。予選リーグ3試合で計25得点すると、Asジュニアとの決勝も打線がつながって7点を奪った。小山監督は「バッティング練習に時間をかけてきた。その成果が出た」と笑顔で選手たちをたたえた。
 決勝は初回、吉木、山口の連続安打などで2点を先行。二回にも吉木の中越え適時二塁打などで4点を奪った。3打数3安打1打点と大当たりだった吉木は「予選から調子が上がってきていたので打てて良かった」と胸を張った。守っても遊撃木下ら内野陣を中心に、取れるアウトを確実に積み重ねた。Asジュニアも終盤に追い上げたが、長与南少年が1点差で逃げ切った。
 表彰式後、選手たちは「楽しかった」と口をそろえた。吉木は「もっとパワーのある選手になって、レギュラーの部でホームランを打ちたい」と笑みが絶えなかった。

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