クラブOBのファーディナンドがサンチョに厳しい助言。「サウジへ行くか、ベンチで過ごすかだ」

写真:辛口なアドバイスを送ったファーディナンド ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドにして現在は解説者を務めるリオ・ファーディナンドが、チームで不遇な状況に置かれているFWジェイドン・サンチョに対して助言を送った。スペイン『Marca』電子版が報じている。

サンチョはドルトムントでの活躍が認められ、2021年7月に8500万ユーロ(当時のレートで約110億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入。しかし、ここまではその高額な移籍金に見合う活躍はできておらず、9月3日に行われたアーセナルとの大一番ではベンチに入ることはおろか、招集すらされなかった。

エリック・テン・ハフ監督は、サンチョが召集外となった理由について「チームトレーニングでのパフォーマンスによるもの」とコメント。

これに対し、サンチョは自身のX(旧Twitter)で次のように反論した。「トレーニングでのパフォーマンスについての記事を鵜呑みにしないでほしい。練習でのフィーリングは良かった。この件に関しては他にも理由があると思うが、ここでは語らない。長期間スケープゴートにされてきたが、そうした扱いはフェアではない」

このサンチョの発言を受け、クラブOBのファーディナンドは次のように“厳しい助言”を送った。

「もし、サンチョ自身が『いいトレーニングができている』と思っているなら、そのような発言をする必要はない。サンチョ自身はグッドコンディションを維持できていると思っていても、テン・ハフはそうは思っていない。まだ移籍可能なサウジアラビアに行くか、ベンチまたはベンチ外のユナイテッドで過ごすかだ」

© 株式会社SPOTV JAPAN