負傷離脱中のヴィニシウスがマドリードダービーで復帰の可能性

写真:現在負傷離脱中のヴィニシウス ©Getty Images

8月25日に行われたレアル・マドリードvsセルタの一戦で右足大腿二頭筋を負傷し、4〜6週間の離脱と見られていたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール。想定されていた期間より早期での復帰が見込まれており、9月23日または24日に開催予定のマドリードダービーで復帰する可能性が出てきた。スペイン『Mundo Deportivo』が伝えている。

2022ー23シーズンのラ・リーガにおいて被ファウル数1位を記録したヴィニシウス。相手DFからハードなタックルを見舞われる光景は珍しくない。しかし、2018年7月のレアル・マドリード加入以降、ヴィニシウスが負傷によって離脱するのは今回が2回目である。2019年に初めて負傷離脱した際も、3カ月の離脱が予想されていたにもかかわらず2カ月での戦線復帰を果たしている。

完治するまでヴィニシウスの起用を焦ることはないとされるが、以前の負傷離脱の際に見せた脅威的な回復力は、マドリード陣営に早期復帰の期待を抱かせる。

早ければ今週中にもランニングを始められる状態であるようで、代表ウィーク中はマドリードに残りリハビリを継続する予定だという。

昨シーズン、カリム・ベンゼマに次ぐゴール数、チームトップのアシスト数を記録したヴィニシウスの戦線復帰は、常にタイトルが求められるチームにおいて必要不可欠である。果たして今シーズン最初のマドリードダービーのピッチに、ヴィニシウスの姿はあるだろうか。

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