【韓国】LGマグナ、ハンガリーにEV部品工場設立[車両]

2025年の完成を目指すLGマグナのハンガリー工場の完成イメージ(同社提供)

韓国のLG電子とカナダ自動車部品マグナ・インターナショナルとの合弁会社で電気自動車(EV)用パワートレインを手がけるLGマグナ・イーパワートレインは4日(現地時間)、ドイツで開催される欧州最大級の自動車ショー「IAAモビリティー」のプレスカンファレンスで、ハンガリーにEV部品工場を設立すると発表した。

ハンガリー工場の延べ床面積は2万6,000平方メートルで、2025年までの完工を目指す。同工場ではEVの駆動モーターを生産するほか、顧客の需要に対応する形でEVパワートレインの中核部品も生産する計画だ。

同工場が完成すれば、LGマグナの工場は仁川市、中国・南京市、メキシコ、ハンガリーの4カ所となる。

■LG・サムスンもIAA初参加

今回のIAAモビリティーには、LG電子とサムスン電子が初めて参加する。両社の参加は、自動運転やインフォテインメント(情報娯楽)システムなどの高度化により車載半導体をはじめとする電装産業の急成長を受けた動きとみられる。

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