栃木県郡市町駅伝、トラック周回に 24年1月にカンスタで初

カンセキスタジアムとちぎ

 第65回県郡市町対抗駅伝競走大会(栃木陸上競技協会など主催、下野新聞社など大会共同企業体運営)の代表者会議が5日、宇都宮市の日環アリーナ栃木会議室で開かれ、来年1月28日に同市のカンセキスタジアムとちぎでトラック周回(10区間、42キロ)による開催を決めた。従来は県庁-栃木市総合運動公園陸上競技場間往復(10区間、60.42キロ)で行われていたが、同競技場などが改修されることによる暫定措置。周回レースが予定通り実施されれば大会初。

 大会は前後半ともに5区間計21キロ。区間ごとにレースが行われ、合計タイムを競う。区間距離は「高校・一般男子」の1、3、5、6、8、10の6区間を5キロ、「中学男女・女子」の2、4、7、9の4区間を3キロと設定した。

 会議には参加チームの関係者ら約40人が出席。栃木陸協の渡辺方夫(わたなべのりお)専務理事は「多くの事情が重なった中、運営サイドも苦渋の選択。公道を使ったレースに戻すため、今回は課題を検討する機会と捉えていただきたい」と理解を求めた。

 第16回県小学生駅伝競走大会も郡市町対抗駅伝開催日と同日、同スタジアムでトラック周回(5区間、5キロ)により開催されることが決まった。

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