<まちの話題>がん征圧、患者支援へ 16日に「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2023佐賀」

昨年9月に開かれた「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022佐賀」=佐賀市のどんどんどんの森

 がん征圧とがん患者支援のチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2023佐賀」が16日午後0時半から午後9時まで、佐賀市天神のどんどんどんの森で開かれる。がんで苦しむことのない社会に向け、たすきをつないで連帯感を育む。

 がん経験者や家族、支援者らが、会場の周回コースを交代しながら歩く。コロナ禍以前は夜通し歩いていたが、夜までの実施に変更した。開会式には、悪性リンパ腫(血液のがん)を過去に患ったフリーアナウンサーの笠井信輔氏も参加する。

 ステージでがん経験者のトーク、緩和ケアに関する講演などを予定し、会場にはチャリティーバザーやキッチンカーの出店がある。夜間は「ルミナリエ」と呼ばれる紙製の灯籠約1000個がともされる。

 参加費は寄付と保険料も含め千円(がん経験者と高校生以下は無料)。入場の際にリストバンドを受け取る。問い合わせは実行委員会事務局、電話0952(37)3301。(デジタル報道部・円田浩二)

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