【韓国】水産物商品券の発行拡大、消費活性化へ[農水]

韓国海洋水産省は6日、水産物の消費拡大に向けて、政府主導のスマートフォン決済「ゼロペイ」で使用できるモバイル商品券の発行を従来の「毎月第1週・1回」から「毎週木曜日・2回」に拡大すると発表した。発行額も月35億ウォン(約3億8,800万円)から月平均50億ウォンに増額する。

7日から毎週木曜日の午前10時と午後4時に発行する。商品券は◇1万ウォン券◇5万ウォン券◇20万ウォン券——の3種類があり、商品券購入の決済時に20%割り引かれる。1人当たり毎月最大で20万ウォンまで購入できる。

商品券は全国741の伝統市場や、卸売市場内の約9,300の加盟店、伝統市場のオンラインモールで使用できる。使用期限は購入後2カ月以内だが、秋夕(中秋節)前後の消費を促すため、9月に購入した分については10月13日までとなる。

政府は今年、水産物の消費活性化に向けて従来の予算640億ウォンのほか、予備費800億ウォンを合わせた計1,440億ウォンを投じる。

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