【台湾】23年の成長率「1.6%上回る」、副首相[経済]

台湾行政院(内閣)の鄭文燦副院長(副首相)は8月31日、台湾の2023年の経済成長率が1.6%を上回るとの予測を示した。中央通信社が伝えた。

鄭氏は同日出席した台湾期貨交易所(期交所)のイベントで、今年上半期(1~6月)の台湾の輸出額が前年同期比で減少したものの19年比ではプラス成長となったことを挙げ、「台湾経済全体が引き続きプラスの方向に発展していることを示している」と述べた。

23年の四半期ごとの経済成長率が第2四半期(4~6月)にプラス転換したことにも触れ、「今年の状況は好転する」と予想。第4四半期(10~12月)以降の産業界の受注見通しは安定していると述べた。

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