政務長官「深センと積極的に協力」

陳国基・政務長官は9月5日、北京で開催された国務院新聞弁公室の記者会見に出席した。同日の香港メディアによると、陳長官は記者会見で中央、広東省、深セン市の政府官僚とともに「河套深港科技創新合作区深セン園区発展計画」を紹介。陳長官は「特区は引き続き積極的に深センと協力し、積極的に国家の発展の大局に融合する」と述べ、1国2制度に制度の下で河套深港科技創新合作区の「1区2園」の優位性を推進すると指摘。専属越境政策の試行を取り付け、人流、物流、データ流通でいずれもスムーズな流動を確保し、イノベーション科学技術の深い協力の橋頭堡を実現すると説明した。河套深港科技創新合作区は約300ヘクタールの深セン園区と87ヘクタールの香港園区からなり、香港園区は第1期計画が初歩的に完成。総建築面積は1000万平方フィートに達し、生命健康科技区、産学研究区、人工知能(AI)データ科学区、新科技先進製造区といった各産業のテーマエリアや、人材居住区、商業施設、付属施設が設けられる。第1期の最初の3棟のビルはスケジュール通り2024年末から順次完成する。

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