アフリカの沿岸地域や南太平洋の島国など、7つの国の防災関係者が広島を訪れて日本の災害対策などを学んでいます。
研修に参加しているのは、アフリカのモザンビークやオセアニアのフィジーなど、台風被害や豪雨災害がある国の防災関係者7人です。JICA(国際協力機構)の研修プログラムに参加するため、先月30日に来日しました。
研修は18日間で、6日は広島地方気象台の見学をした後、RCCで災害報道について学びました。
RCCウェザーセンターの気象予報士から、災害時に「いち早く視聴者にどう情報を伝えているか」などの説明を受けました。
その後は、気象コーナーの生放送の現場や、放送のシステムなどを見学しました。
ガンビア 災害管理庁 アイサトゥ行政補佐官
「たいへん重要なことを学ばせてもらった。きょう学んだ知識を自分の国で生かして警報システムの拡充に努めていきたい」
一行は今後、砂防ダムの視察や防災ワークショップなどをして、16日に帰国する予定です。