クリスティアーノ・ロナウド、メッシとのライバル関係は「すでに過去のもの」と語る

写真:メッシとの関係を語ったロナウド

アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、記者会見の席上でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの関係について問われ、注目の発言をした。イギリスのWEBスポーツメディア『SPORTSbible』が伝えている。

今年1月にマンチェスター・ユナイテッドからアル・ナスルに移籍し、キャプテンとしてプレーするロナウドに対し、メッシは今夏、パリ・サンジェルマンを退団し、アメリカMLSのインテル・マイアミに新天地を求めている。

過去にロナウドがレアル・マドリード、メッシがバルセロナでプレーしていた時は、両クラブ間のライバル関係も相まって2人は何かにつけて比較され、ライバルとみなされていた。また、両者の間に確執があるように取り上げるメディアもあった。

しかしロナウドは記者会見で「今はそのようなことは考えていない。ライバル関係はなくなったよ」と語り、このように続けた。

「メッシは素晴らしいライバルだったし、見る人たちも楽しんでくれたと思う。今はもうクリスティアーノ・ロナウドのことを好きな人たちがメッシのことを嫌う必要はないし、その逆もまた然りだ。僕らはいい関係を築いているし、ともにフットボールの歴史を変えてきた。世界中の人々から敬意を集めている。それが最も大切なことだ」

「今、彼は彼の道を歩み、僕は僕の道を歩んでいる。ヨーロッパの外でプレーしているけど、それは関係のないことだ。僕の見る限り彼は順調だし、僕も順調だ。これまで積み上げてきたものは遺産として残り続けると思うけど、以前のライバル関係はすでに過去のものだ。僕らはおよそ15年間、様々なステージを共有した。僕らは友人と言える間柄ではないし、ディナーをともにしたこともないけど、プロフットボーラーの仲間であり、互いを尊敬し合っている」

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