全国高校サッカー県大会、対戦カード決まる 

開会式で選手宣誓する羽黒の小西謙吾主将=天童市・県総合運動公園総合体育館

 第102回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会、山形新聞、山形放送主催)の開会式と組み合わせ抽選が7日、天童市の県総合運動公園総合体育館で行われ、出場38チームの対戦カードが決定した。

 各チームの主将が出席した開会式では、県サッカー協会の岸慎一副会長が「新型コロナウイルスや記録的な猛暑など、さまざまな制限がある中でも努力を続けた成果を発揮し、頑張ってほしい」とあいさつ。山形放送の伊藤清隆常務取締役ビジネス開発局長が激励した。優勝旗を返還した羽黒の小西謙吾主将が「家族をはじめとした周囲の支え、サッカーができる環境への感謝を忘れずに、仲間と共に頂点を目指して戦う」と選手宣誓した。

 今大会は合同2チームが出場。新型コロナに対応する措置として、昨年に続いて選手登録の上限を5人増の30人とした。4年ぶりに一般客が観戦できる。今夏の県高校総体を制した羽黒が3連覇を狙う。米沢中央、日大山形、山形中央や、県高校総体準優勝の山形明正が追う。大会は30日に開幕し、準決勝は10月15日に山形市球技場、決勝は21日に天童市のNDソフトスタジアム山形で行われる。

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