サウジ行きが噂されるも…サラーがリヴァプール残留! 英メディア「アル・イテハドは引き離せず」

写真:リヴァプールに残留したサラー

リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーの、同クラブ残留が決定した。

今夏の移籍市場で大きな存在感を示したのは、サウジアラビアだった。ブラジル代表FWネイマール(アル・ヒラル)、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズ(アル・アハリ・サウジ)、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)ら大物が次々とサウジアラビアに渡り、その都度ばく大な金額が動いた。

そしてまた、サラーもサウジアラビア行きが盛んに噂されていた選手の1人だ。アル・イテハドが3年間で年俸総額5億ドル(約735億円)ともいわれる大金を準備し、サラーを自チームに引き入れようとしていると各メディアが報道。だが、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「オファーはないし、彼はリヴァプールの選手」と断言し、エースの残留を信じているようだった。

そして、最終的にサラーはリヴァプールに残留。サウジ・プロフェッショナルリーグは7日に新契約選手の登録期限を迎え、移籍市場が閉幕した。イギリスメディア『BBC』は「記録的な夏の移籍は終了した」と今夏のサウジアラビアをめぐる“狂騒”を報道。「アル・イテハドはリヴァプールからサラーを引き離すことができなかった」と伝えた。

また、同メディアは「複数のプレミアリーグの監督が、サウジアラビアの移籍期限が欧州の1週間後に締め切られるという事実を批判している」とも伝えている。

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