県バス協会は20〜30日、路線バス利用促進キャンペーン「ラッキーバスに乗ろう」を県内全域で展開する。
日本のバス事業が1903(明治36)年に京都で産声を上げてから今月20日で120年を迎えることから、路線バスが「生活の足」であることを改めてPRする。
キャンペーン期間中、県内を運行する関東自動車、ジェイアールバス関東、東武バス日光、日光交通の4社の路線バス計約400台のうち、40台の車内に4桁の「ラッキーナンバー」を掲出。その数字をはがきや電子メールに書いて応募した人の中から、抽選で計46人にワイヤレスイヤホンやタブレットパソコン、図書カードなどを贈る。
また、応募者には乗車した路線バス会社への意見も書いてもらい、各社の営業戦略に生かす方針。
同協会は2014〜19年、環境に優しい交通手段の利用を促そうと県が推し進める「エコ通勤」とタイアップし、宇都宮市を中心に同キャンペーンを実施した。120年の節目を迎える今年は対象の範囲を全県に広げ、4年ぶりに復活させる。
同協会の担当者は「120年記念ということもあるので、賞品の予算も例年の倍くらい取り、スケールの大きなキャンペーンとしたい」としている。
(問)キャンペーン事務局028.678.3740。