優勝争い混戦模様 秋季東北高校野球県大会、きょう8日開幕

 第76回秋季東北地区高校野球県大会は8日、中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)などで開幕する。四つの連合チームを含む45校の38チームが出場。上位3校が10月16日から秋田県で開かれる東北大会の出場権を得る。

 優勝争いは混戦となりそうだ。2年生の野手陣主体で今夏の甲子園出場を果たした日大山形は、投手陣の台頭が鍵。鶴岡東はエースの桜井椿稀を軸に4年ぶりの栄冠を狙う。昨秋の1年生育成強化試合で頂点に立った酒田南のほか、シード決定ブロック大会を勝ち抜いた羽黒や山形中央、山形城北、東海大山形などが上位をうかがう。

 1、2回戦はヤマリョースタジアム、山形市のきらやかスタジアム、新庄市民球場、米沢市営球場で10日まで行われる。16、17日に3回戦、18日に準々決勝をヤマリョースタジアムときらやかスタジアムで実施。23日の準決勝、24日の決勝と3位決定戦はヤマリョースタジアムで行う。

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