「2024年問題」控え運輸業界のドライバー不足解消を/倉敷市で会社説明会【倉敷市】

運輸業界のドライバーの残業規制が強化される「2024年問題」で、懸念されるドライバー不足を解消しようと9月8日、倉敷市で運輸業に限定した会社説明会が開かれました。
説明会はハローワークや倉敷市などが今回初めて企画したもので、人材を確保したい運輸業者と求職者をマッチングさせるのが狙いです。
この日は市内に事業所を構える7社がブースを設け、求職者に業務内容や待遇などを説明しました。
運輸業界では来年4月からドライバーの業務改善のため時間外労働時間の上限が年間960時間に制限されます。これにより、1人が運ぶ荷物の量が少なくなるため人手がかかり、荷物を運べないケースが生じると懸念されています。
また、運輸業の8月の有効求人倍率は2・55倍で、ほかの業種よりもおよそ0・9ポイント高く、人材確保が急務となっています。
ハローワークでは今後も定期的に説明会を開く予定です。

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