三原市教育委員会は、市立西小学校で給食のご飯に板状の金属片が混入していたと発表しました。
三原市教育委員会によりますと、金属片は板状で最長部が6ミリ程度です。8日正午ごろ、西小学校の6年1組のクラスで、児童がご飯をよそっている時に見つかりました。
教員が金属片と周辺のご飯を取り除いたあと、児童に食べるよう指示したということです。三原市教委では異物混入時の対応についてマニュアルがあり、今回の場合では、該当するご飯を食べないよう定められていたということです。
児童や教員に体調不良は確認されていないということです。
ご飯は市が運営する三原市東部共同調理場が市内の業者に委託したもので、調理器具や設備を確認しましたが、異物が混入する原因は見つからなかったということです。
三原市教育委員会では今後もこの業者で調理を継続する方針で、「児童の生命と健康を預かっており、今後、学校と協力して異物混入時の対応について協議していく」としています。
※写真:混入した金属片(三原市教育委員会提供)