フェザー級転向は2年後か 世界4階級制覇の井上尚

 ボクシングの世界スーパーバンタム級2団体王者の井上尚弥(大橋)が9日、東京都内でトークショーを行い、2年後を見据えたフェザー級転向の構想を明らかにした。

 30歳の井上尚は7月に世界4階級制覇を達成。スーパーバンタム級は「今年1試合、来年3試合」と想定し「再来年ぐらいにはフェザー級にいければと思う。32歳でフェザーの体をつくって、35歳ぐらいでスーパーフェザー級に挑めればなというぐらいの感覚」と説明した。

 これまでは35歳での引退を口にしてきたが「35になっても、まだまだパフォーマンスが上がっているなと感じたらやめる必要はない」と話した。

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