極端な状況が9日午前零時に収束

政府報道官は9月8日、天候、交通、路面状況を精査した結果、大幅に改善したことから8日午前5時30分ごろに発表された極端な状況は9日午前零時に終了すると発表した。8日の政府新聞公報によると、路政署とその請負業者は、主要幹線道路とバス路線の清掃を完了しており、9日朝に始発のバスが出発する予定で、大部分の路線バスは運行サービス提供が可能となる。 ただし道路補修のため通行止めが必要な道路も一部残っており、バスの完全再開には時間がかかるとみられている。鉄道に関しては、MTR観塘線の一部駅の閉鎖を除き、その他の路線は一定の運行を維持する。香港鉄路(MTRC)は運休している駅に無料シャトルバスサービスを手配しており、できるだけ早く全面運行を再開できるよう努める。8日午後8時の時点で、渠務署は60件の浸水を確認。うち59件は処理が完了し浸水が解消され、被災地の封鎖も解除され、残りの1件は9日の完了に向けて全力でフォローアップを行っている。医院管理局は8日午後8時15分の時点で、8歳から94歳までの合計144人の市民が極端な状況の間に負傷し、治療のために公立病院の救急外来を訪れたと発表した。政府報道官は、この100年に一度の暴風雨による広範囲にわたる洪水に対する残りの対応とその後の作業を完了するために引き続きあらゆる努力を払い、市民が一日も早く通常の生活に完全に戻れるようにすると強調した。

© HKP