東京のマンションが5636万ドル

近年、多くの香港市民が日本へ移住しているが、香港市民にとってはハードルの低い日本の不動産投資も人気となっている。9月7日付香港各紙によると、香港で販売される最新の日本の不動産物件は新築のマンション1棟。場所は東京都渋谷区本町三丁目28番で、敷地面積は382.85平方メートル、総床面積は約690.71平方メートル。4階建てで20室を提供、1室当たりの面積は23.06~33.82平方メートル。2024年1月に完成する予定だ。最寄り駅は都営大江戸線の西新宿5丁目駅で、徒歩約4分。販売価格は10億6000万円(約5636万ドル)となっている。比較的資金に余裕のある香港市民はこうしたマンションを1棟購入して賃貸用途に充てるという。同物件の年間の家賃収入は約3389万円(約180万ドル)で、投資回収率は約3.2%となる。香港での販売はFMI至匯地産が請け負っている。

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